鶴山運送 ボルボの増車に視野に
【岡山】創業から60年の歴史で初となる外国製の車両2台が昨年8月29日、建築資材輸送をメインに手掛ける鶴山運送(津山市)に納車された。「ボルボのトラクタが周辺で増えているのは、それだけメンテナンス面も充実してきたからだろう」と4代目の中岡靖社長。トラックショーなどで試乗する機会もあり、「もし自分がドライバーだったら、きっと乗りたいだろうと思った」と車両仕入れの選択肢に加わった。
約60台ある車両のうちトラクタは10台で、ボルボは40代のドライバーが建築資材全般の輸送に従事し、もう1台は原木輸送の専用車として50代のドライバーが操る。キャビンにはオレンジと緑のコーポレートカラーが使用されているが、2つのカラーが全体をコーティングした感じの従来タイプを変化させ、「社名をイメージさせる鶴が飛んでいるようなデザイン的な仕上がりになった」と説明する。
トラックとは異なり、トレーラのドライバーは一般に募集していないという同社。「公道を走る輸送用車両として最大であり、入社後に何年か大型トラックに乗務してもらいながら見極めている」とのことで、現在も30代と40代の2人がけん引免許を取得中という。最古参となっている平成25年式車の代替えを近く予定しており、その際にはボルボの増車も視野に入っているようだ。
◎関連リンク→ 鶴山運送株式会社