誠輪物流 水玉模様や動物柄を採用、子どもや女性に人気
水玉模様の「ラッキードット」や動物柄の「サファリ誠輪」のラッピングを行っている誠輪物流(野坊戸薫社長、埼玉県鶴ヶ島市)のトラックは、SNSなどを通じて、地域の子供や女性を中心に納品先や同業者にも話題になっている。
野坊戸社長は「『パンダを捕獲しました』や『ライオンと会いました』など、サファリ誠輪のラッピングトラックを写真付でツイートやダイレクトメールを送ってくれる一般の人が多くなって、当社のファンが増えているのを実感している」という。
会社の名前を多くの人に認知してもらうということは、中小企業では簡単なことではない。そこで、認知度を高めてもらう宣伝部隊としてのファンを増やしていくために、同社では女性や子供を中心に誰もが知っている水玉や動物の柄を採用。
デザインした野坊戸社長は「もとはドライバーを格好良く見せるために、またトラックをもっと身近に感じてもらいたいという意図でラッピングを始めた」とし、「水玉やサファリなどワクワクするテーマパークのようなイメージを誠輪ブランドとして作り上げていきたい」としている。
ラッキードット、パンダ号、ライオン号、ホワイトタイガー号などが定着して来ているなか、同社では現在、ラッピングされたそれぞれのキャラクターを使って子供にも興味を持ってもらえるホームページを作成中で、常に新しい物語を展開していきたいと考えている。
今後は「ラッキードット」や「サファリ誠輪」のほかにも、「ジュラシック誠輪」なども検討しており、「ラッキードット」に関しては隠れミッキーの様に、水玉の中に隠れ誠輪や、水玉の模様の一つを星にするなど、常に成長して変化し続けるオンリーワンのデザインをラッピングしていくという。
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