羽衣運輸 行政PRトラック、左サイドに「赤富士」
羽衣運輸(村松俊彦社長、静岡県富士市)では昨年の11月から地元、富士市の行政PRトラックを導入し、運行を進めている。
同事業は市の取り組みとして行われているもので、毎年地域の運送事業者が協力し、プリント施工はするが通商(焼津市)が担当。「ぜひやってみたかった」と手を挙げた同社の村松由起専務は意気込みに触れ、念願だったという導入に笑顔をのぞかせる。
デザインは右サイドに市が指定した葛飾北斎「富嶽三十六景」が並べられ、左サイドには夕陽を浴びて真っ赤に燃え上がる「赤富士」を採用。赤富士を選定した村松専務は「富士市で生まれ育った自分にとって富士山は特別な存在。赤富士には雄大さや生命力を感じる」と語り、また納車された実車の印象に関しては村松社長や市の関係者からも高い評価を受けた。
導入の効果については大きなテーマである富士市のPRとともに、業界やドライバーのイメージ向上に言及する村松専務。運行中におけるドライバーと一般市民との交流にも思いを寄せ、当該車両を起点とした前向きな動きに期待を寄せている。
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