宮田運輸 後方に子どもの絵、周囲も優しい気持ちに
宮田運輸(宮田博文社長、大阪府高槻市)のデザイントラック「こどもミュージアムプロジェクト」は、約5年前の交通事故をきっかけに始めた。
子どもの絵をトラックにラッピングし運転者の良心を育む取り組みや、トラックを見た周りの人も優しい気持ちになり、安全な運転をしてもらうことで事故を撲滅させるという考えで取り組む。北は北海道から南は沖縄県まで全国で参画企業219社・701ミユージアム号(11月30日現在)が賛同している。
同トラックはウイング車の後方に子供の絵をデザインしたトラック。導入してからは、運転者が安全運転になったことで会社全体の事故数の減少につながっている。
宮田社長は「良心を育むことで優しい運転になり、事故減少につながっているだけでなく、トラックを見た周りの方も安全な運転になってくれると感じている」とし「それ以外にも燃費の向上にもつながっているだけでなく、トラックがいつまでも綺麗な状態で、運転者にとっては世界に一台しかない車両なので大切に乗ってくれている。取り組みを始めて本当に良かったと感じており、今後も積極的に取り組んでいきたい」と話す。
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