エスディーサポート 行政PRトラックを導入、富士山とドクターイエロー
【静岡】エスディーサポート(菅野隆社長、富士市)ではこのほど富士市の行政PRトラックを導入し、運行を開始した。同事業は富士市が毎年行っており、都度、地域の運送事業者2社が協力。今年は同社と羽衣運輸(村松俊彦社長、同)が選ばれ、プリント施工はするが通商(杉本貴彦社長、焼津市)が担当した。
絵柄は富士市ならではのもので、富士山をモチーフに各サイドで異なるデザインを設定。右サイドには葛飾北斎「富嶽三十六景」の3枚が並べられ、左サイドでは「ドクターイエロー」が富士山の前を鮮やかに横切る。
ドクターイエローとは新幹線区間で線路のゆがみや架線、信号電流の状況などを確認しながら走行する検査用新幹線車両の愛称で、デザインを選定した菅野社長は「自社のイメージアップ、地域貢献と合わせて、ドクターイエローの周知にもつながる」とコメント。同社のドライバーは「インパクトが強く、宣伝効果も高い」との感想を述べ、また、運行の際には一般の方から声をかけられることもあるといい、菅野社長は効果の拡大に期待を寄せている。