三浦運輸 スカニアの存在感に圧倒
【山口】三浦運輸(三浦眞美社長、周南市)に9月9日、スカニア製トラック「R410」が納車された。「一昨年の社長就任の記念に何かしたかったのと、会社のPRとして純粋にトラックが好きなドライバーに乗せたいとずっと考えていた」と同社長は話す。
スカニアを選択したのは、乗務する田代憲彦氏(40)が「以前からかっこいいと言っていて、高速道路で偶然見かけて存在感に圧倒された」(社長)ことが決め手。PRに加え社員のモチベーションアップも期待できるなど、複数の要因が重なって今回導入したという。
また、社長は「彼の仕事ぶりは客先でも信頼が厚い。導入は一台なので悩んだが、まずは長距離から」と関東便に乗る同氏が担当することに。外車ゆえに同氏が整備士資格を持っていることも大きかった。
ボディーのデザインや架装は全て同氏に任せたが、「会社のカラーである薄黄色にオレンジのラインを踏襲した」(同氏)という。一方で、スカニアのシンボル「グリフィン」の王冠に会社のロゴマークをはめ込んだイラストやキャビンのカラーリングなど、デザインにはとことんこだわった。夜間の追突防止のため、後部扉にグリフィンを使ったオリジナルエンブレムを反射素材で施工するなど、安全性も考慮した。
運行が始まり1か月半。同氏は「行く先々で良いねと言ってもらえる。入社すればスカニアに乗れるの?という声もある」。そして「スカニアはずっと夢だったので仕事が楽しくて仕方ない」と笑顔だ。社長はさまざまな反響を見つつ「2台目も入れられたら」と話している。
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