【岡山】Ｇマークの社会的認知度の向上や業界のイメージアップに貢献したとして、Ｇマークデザインのラッピングトラックを製作した岡山スイキュウ（岡山市南区）の片山順二社長に全ト協から感謝状が贈られ、１０月９日に岡ト協本部で授与式が開かれた。同社はＧマーク制度が創設された平成１５年度に認定を取得し、10年以上の継続取得などを条件として同２６年度から始まった運輸支局長による表彰も初年度に受けている。

　Ｇマークのラッピングを施したのは、主に県内でのスーパー配送などに従事する７トン車（車両総重量１３トン）で、昨年８月からＧマークの広報役も兼ねて運行をスタートさせている。感謝状を受け取った片山社長は「Ｇマークの意義や重要性、知名度はもちろん、取得している事業者の価値をより高めるとともに、Ｇマークを持つ自覚を高揚することで業界のレベルアップをめざす一助になればと思う」と話した。

　「安全性優良」と認定された事業所に付与するＧマークをＰＲするラッピングトラックは平成24年度から始まったもので、全ト協の要請に基づいて地方ト協が会員事業者に協力を求める格好で取り組んでいる。岡山では同２６年度に藤森運輸、岡山県貨物運送も倉敷主管支店（同２８年度）と児島支店（同２９年度）が製作しており、岡山スイキュウが４台目となる。　

◎関連リンク→　岡山スイキュウ株式会社