三原運送 日本遺産の宣伝カー、笠岡市役所で出発式
【岡山】笠岡市役所で9月26日にラッピングトラックの出発式が開かれ、市や同商議所の関係者ら約50人が参加した。香川県の丸亀市や小豆島町、土庄町と共同で申請していた「知ってる!? 悠久の時が流れる石の島 ~海を越え、日本の礎を築いたせとうち讃岐諸島~」が昨年5月20日に日本遺産に認定され、それを広くPRしようと製作されたもの。
ひときわ目立つ大きな文字で「笠岡諸島」と書かれたラッピング車は、同市に本社を構える三原運送(熊谷久郎社長)が自費で製作した大型トラック。「市長と話す機会があり、そこで(ラッピングを)やろうということになった」と熊谷社長。式典には多くのマスコミも駆けつけ、穏やかな瀬戸内海に多数の小島が浮かぶ美しい風景が刷り込まれたボディー3面にカメラを向けた。
小林嘉文市長から感謝状を受け取った同社長は出席者を前に、「わが社は来年、おかげさまで創業60周年を迎える。コロナ禍の大変ななかで市民のみなさんに少しでも明るい話題を提供し、笠岡を盛り上げていきたい」と話した。日本遺産のPR役を担う同トラックは主に、名古屋~福岡間を走ることになるという。
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