シンユウ物流 リクルート効果を意識した車両

【トピックス】

 

 【岡山】「求人」に焦点をあてながら現在、シンユウ物流(髙瀬宏之社長、総社市)が車両への積極的な投資を続けている。「塗装工場が多忙だった影響もあって、本来であれば昨年中に2台とも納車になる予定だった」というスカニア製の大型トラック。なんとか昨年末に1台、そしてもう1台は年が明けた2月に届けられた。



 同社は2019年に〝セノプロ〟の大型トラックを2台導入したのに続き、昨年5月にも同車両を1台追加。さらに今月中にも2台のセノプロが納車されることになっており、これで保有する30台の車両のうち欧州製の大型トラックが3台、欧州風の外観に仕上げた同車が5台。「リクルート効果を意識した」という車両が全体の4分の1を超えることになった。



 中・長距離の一般貸し切り輸送に特化する同社はホームページに「社員ファーストを掲げ、社員に寄り沿う企業をめざす」と記している。「(トラックにコストをかけても)もらえる運賃は同じかもしれないが、ハンドルを握ってくれるドライバーがいなければ話にならない」と髙瀬社長。この4月に納車される2台のセノプロの大型トラックには「隣県の福山市から通うドライバーが乗務することになっている」という。



 通勤に時間をかけることになる社員の労務管理を徹底するため、「まずは自分らの労働時間がどうなっているか、それを正確に把握することが必要」と先にデジタコも一新した。「ここで働きたいという若い人の、そのやる気にこたえたい」と話している。



◎関連リンク→ 有限会社シンユウ物流

 

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