岡田商運 ラッピング車で地域貢献、全国の営業所に配置を計画
【岡山】全国を視野に拠点網の拡充を進めている岡田商運(岡田好美社長=写真左、岡山市中区)は、それと並行して「それぞれの地元で親しまれ、愛される会社をめざしたい」(岡田社長)と、地域の観光資源などをPRするラッピングトラックを各営業所に配置する計画も練っている。直近では湯郷温泉(美作市)を大々的に宣伝する大型トラックを製作。温泉街の中心地で今月9日に執り行われた出発式には萩原誠司市長(同右)や多数の市議をはじめ、温泉女将の会のメンバーらも和服姿で出席するなどセレモニーに彩りを添えた。
同社では今回と同様に岡山県や岡山市、総社市などで地域振興を応援するラッピング車を自費で制作しており、これで9台目となった。全国に実運送の営業所が9か所あるが、「いまは3拠点だけ。すべてにラッピング車を置くのが目標」と同社長。湯郷温泉トラックは勝央営業所(勝田郡勝央町)の所属で、関東から九州の広範囲を走る宣伝カーとして打って付けの存在だ。
一方、春に小学1年生となる子供を持つドライバーらにランドセルを贈る活動を始めて3年になるが、これも地域に根付き、親しまれる会社をめざす一環。「それぞれの営業所まで家族に出向いてもらい、そこで私が子供に手渡しする格好。どんな会社で働いているのかも見てもらえる」(同)という取り組みで、今春も5人にプレゼント。延べ10人のドライバーらの子供が受け取っている。
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