誠輪物流 ラッピングトラックをSNSで公開
トラックのキャビン部分に、ライオンやトラ、パンダといった動物がラッピングされたトラックが埼玉県鶴ヶ島市を中心に走っている。誠輪物流(野坊戸薫社長、鶴ヶ島市)のユニークなトラックだが、同社の野坊戸社長は、その様子をこまめに会社ツイッターなどSNSで公開している。3月末に完成したジュラシックセイワとして「トリケラトプス号」も、すぐさまSNSにて公開された。
その効果も相まって、「トラックと写真を撮りたい!」と近隣に住む人々が、SNSを通し、同社に連絡をくれるという。先日もコロナ禍で動物園に行けない近隣の子どもが、同社のサファリトラックと記念撮影を行った。
「なかなかトラックを間近でじっくり見る機会はないのでは」と同社長。「死角体験などでトラックの危険を学ぶイベントでは、ゆっくりとみることはできないと思う」とし、同社では依頼があれば撮影だけではなく、じっくりとシートに座ってもらい、トラックがどういうものか実感してもらっているという。
すでに5色を展開している水玉模様の同社のトラックも、目撃状況をSNSで報告を受けるなど、近隣へのPRも浸透してきた。
同社長は、「派手なラッピングに、最初こそは抵抗を感じるドライバーもいたが、現在では次のプリントの柄を予想するほど、楽しみにしてくれるようになった」と振り返り、ラッピングの柄によって街中で注目を浴びることで、日ごろの運転を気をつけ、他者から見られることを意識するようになるという。「誠輪ブランドを心がけてきた。ラッピングの効果がでている」と同社長は効果を実感している。
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