三和梱包運輸が「ミライノ」へ社名変更 トラックデザインも一新
【愛知】創業65周年の節目を迎えた三和梱包運輸(清須市)が4月1日に社名を「ミライノ」へ変更し、橋本憲佳氏が社長に就任するのを機に、トラックのデザインも一新。その第一号がこのほど完成した。
全員参加型経営をスローガンに掲げる同社では、新デザインも社内から広く意見を吸収。ドライバーを含む「ミライノトラックカスタマイズチーム」と名付けられたメンバーが細部までこだわって作り上げたのは、「さりげなさ」が際立つ洗練されたボディーだ。
「今はシンプルにする時代」と話す橋本氏は、理想とするトラックにもシンプルを求め、かつ旧態依然とした運送会社のイメージを排除。ピラーへの社名表示をせず、目立つ配色もなしにした。カラーはホワイト&シルバーにまとめられ、フロントグリルやミラーステーも黒から白に塗り替えて全体のバランスをとっている。
無駄をそぎ落としたことで映える左右非対称のデザイン、右後方から見た時のダイナミックさ、光の具合によって見え方が変わる色のコントラストが人目を引く仕上がりに、「あえてアルミボディーと同色にしたデザインは他の運送会社にないので、かなり好評」と完成度の高さに自信をのぞかせる橋本氏。このトラックには、同社の新体制にかける意気込みが凝縮されている。
◎関連リンク→ ミライノ株式会社