岡田商運 3年ぶりに祭り開催、社会貢献も徐々に再開
岡田商運(岡田好美社長、岡山市中区)はこのほど、神奈川県藤沢市の観光資源などがラッピングされた2台の大型トラックを製作。先に同市役所で開かれた出発式で、岡田社長は「自分も含め、静岡県から西に暮らす人たちは江の島海岸が藤沢にあることを知らない。一人でも多くに同市の魅力を伝えたい」と話し、同席した鈴木恒夫市長は謝辞を述べた。
九州から北関東にかけて輸送事業部が10営業所、物流情報部も8拠点を構える同社はこれまで、地域振興や行政の施策支援、地元に本拠を置く女子バレーや男子バスケットのクラブチームを応援する車両などを次々と考案。藤沢市には2017年4月、8番目となる営業所を開設。デザインは同市が制作し、施工は同社が担当。すべて自費で賄う形でやってきたラッピング車は延べ14台となった。
全国を視野に進めているネットワークの拡充と並行して、「それぞれの地元で親しまれ、愛される会社をめざしたい」(岡田社長)と、地域振興につながるPRトラックを各営業所に配置する計画も練っている。「これで4か所目。すべての拠点にラッピング・トラックを置くのが目標」(同)と話している。
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