裕進運輸 地元焼肉店のPRトラック制作

【トピックス】

 

 【三重】裕進運輸(渡部裕之社長、三重郡菰野町)はこのほど、自社で有するオートボディープリンタを使用して地元飲食店のPRトラックを制作。その運行を通して地域貢献の幅を広げていきたいとしている。



 このたび同社トラックのボディーに描かれたのは四日市市内の焼肉店「焼肉食堂太陽」で、「腹が減ったらうちに来い」という挑発的なメッセージとともに同店の長井孝太店長が登場し、質感がリアルな生肉も相まって見る側にインパクトを与えるデザイン。施工料を裕進運輸側がもつ一方で店側からは毎月一定料金の食事券を提供する仕組みで、食事券は評価ポイントの高いドライバーなどへ配布して社内の福利厚生に役立てていく。



 焼肉食堂太陽は日頃から渡部社長が通っている店で、「店の看板がわかりにくい」との観点から今回の動きへと発展。同社はこれまでも堀江貴文氏やプロサッカー選手とのコラボといったアイデア車両を手がけてきており、「焼肉トラック」もその流れの一環と言える。



 渡部社長は取材に応じ、昔ながらの「街の看板」が減少していく昨今の傾向をふまえた上で「動く広告」として活用されるトラックの発信力に言及。「元気がない」と評される地域経済の盛り上がりに協力したいとの思いも交え、関連の動きを継続させていきたいとしている。



◎関連リンク→ 有限会社裕進運輸

 

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