エヌ・ワイ・ティ プリントトラック導入「見ることで幸せな気分になってほしい」
冷凍、ドライなど様々な輸送を展開しているのエヌ・ワイ・ティ(辻岡昌美社長、大阪府門真市)では今年3月から、実験的に自社トラック1台の背面部に鳳凰のイラストをプリントし、運行している。
プリントトラックを導入した理由について、「信号待ちや渋滞で、後続車が苛立ったりしているとき、縁起の良い鳳凰のイラストを見ることで苛立ちがなくなり、落ち着いた気持ちで運転できるのではないかという思いで始めた」と辻岡社長は説明。
導入後は、自社ドライバーや行く先々で反響があり、担当しているドライバーもとても気に入っているようだ。
辻岡社長はプリントした車両を担当するドライバーについて、「元々車にあまり関心がなかったのか、洗車を全くせず、きれいな車両とはお世辞にも言えなかった。プリントトラックに乗ってからは、頻繁に洗車をするようになり、プリント部分に関しては手洗いで洗車するようになった」と話す。
「今回プリントトラックを導入したことで、ドライバーたちのモチベーションはもちろん、輸送先の人たちにも好評だったことに驚いている。現在は1台のみだが、今後もプリントトラックの導入を進めていき、縁起の良いものが描かれた当社のトラックを見ることで幸せな気分になってもえたら良い」と語った。
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