野坂運輸 富士市PR事業で節目、富士山トラック20台に
野坂運輸(静岡県富士市)と三浦電気(同)はこのほど富士市が展開するシティプロモーション事業に参加し、2月に富士総合運動公園で行われた式典においてラッピング車両を披露。今回の制作で同企画のトラック施工は20台を数えることとなった。
トラックにおける媒体としての発信力に着目して同プロジェクトが始動したのは2016年。オートボディプリンタを導入していたするが通商(杉本貴彦社長、静岡県焼津市)が施工を担当し、 その後継続をすすめて20台すべてを手掛けてきた。
式典当日は協力している県ト協富士支部の舩村雅彦支部長(船村興産倉庫)や小長井義正市長があいさつ。晴天に恵まれた会場では同企画で一貫としたデザインモチーフともなっている富士山が後方から見守り、完成した2台の車両を引き立てた。
式典に参加したするが通商の杉本社長は取材に応じ、20台の節目に際して「気がつけば20台。これまで継続させていただいたことに感謝」とコメント。また「遠方の方などが車両を見て『こんなところで迫力ある富士山が見られるなんて』といった喜びの声も聞くので、富士市の発信に協力できて良かったと感じている」と語り、今後へ向けたさらなる展開にも前向きな姿勢を見せている。