千里カーゴサービス 車両にロゴやオリジナルカラーを施す理由
コスト削減や転売時に高額買取がされることから、一部の運送会社では自社オリジナルカラーの塗装を行わない運送会社も増えている。
大阪市此花区に本社を構える千里カーゴサービス(固本秀徳社長)は、以前まで白色キャビンで、ボディーの後方に社名を記載している程度だったが、今から数年前に会社のアピールと安全輸送を目的にオリジナルカラーとロゴを作成し、新車で導入した車両には塗装とロゴを施している。
「運ぶ荷物には、必ず誰かの『想い』があり、その『想い』を大切に預かり、運び、私たちの手で届ける。そんな信念を手のモチーフで形にした。手と手の間には千里カーゴサービスの『S』を。このマークがたくさんの人に愛されるよう、信念を持って行動し、大切に育てていきたいと考えている」とロゴにも深い意味があるという。
こうした活動の成果なのか、以前は車両が運行しているときにクレームの電話などもあったが、今は一般ドライバーなどからのクレームは一切なくなった。ドライバーも人や他の車両に優しい運転を行っている成果で、結果として事故も大幅に減少しているようだ。
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