大安 55周年アニバーサリートラック、目玉にスカニア
【福岡】1968年12月27日に創業し55周年を迎えた大安(平川隼大社長、福岡県北九州市)はこのほど、節目を飾るアニバーサリートラックを制作。その目玉としてスカニア車両を初導入した。
納車された車両はスカニアのトレーラヘッドのほか、愛知県の栄進物流(愛西市)でペイントした大型ウイングと2㌧箱車の3台。同社は50周年時に平川社長デザインの記念トラック2台を制作しており、周囲の評判が良かったことから今回も導入を決めた。
駆け抜けるような軽快感をイメージさせる爽やかなカラーの55周年デザインは平川社長の小・中学校時代の同級生によるもので、複数出された案の中から悩みぬいて選んだという。その仕上がりに「非常に満足」と社長は頬を緩める。
スカニア車の乗務を任されたのは、事故なく30年以上勤務するベテランドライバー、貞末光保氏。同社の期待と責任を一身に背負う貞末氏は「まかしちょけ!」とひと言、意気込みを頼もしい言葉に変換。一方、大型ウイングは関東はじめ長距離を走り、認知度アップに一役買いそうだ。
全体の士気を高めることにもなるアニバーサリートラック。60年、65年の節目にもデザインを変えて走らせたいと平川社長は語っている。
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