【埼玉】清水運輸グループのエスユーコールド（清水英次社長）は日高市が推進する「『遠足の聖地ひだか』事業推進に関する協定を締結し、同市の矢ケ﨑照雄市長と清水社長は４月２２日、同市役所内で締結式を執り行った。またこれに関し、エスユーコールドでは同市をＰＲするラッピングトラックを作成し、同日、同市役所前庭でお披露目式も行った。

　大型冷凍・冷蔵トラックの助手席側の側面には、広大な土地に群生する曼珠沙華で知られる巾着田や名産品である栗、カワセミなどの写真に「自然・写真・グルメ・歴史、大人になっても遠足したいまち日高！」のキャッチフレーズで観光地等を紹介。ドライバー側には真っ赤な曼珠沙華が一面に咲き乱れる風景に同市のマスコットキャラクター、くりっかー・くりっぴー、キャッチフレーズと同市名を大きくプリントしている。

　矢ケ﨑市長は「このトラックが市内だけなく関東一円を走りながら日高市のＰＲをしてくれると、市民も明るい気持ちになってくれるのではないか」と述べた。協力した清水社長は「物流業界は大変な人手不足で深刻な状況。こうして地域貢献に協力させていただけるのも、地域から信用をいただいている結果と思うので、地域雇用の拡大を図りながら今後もＰＲトラックを通して地域貢献の活動をしていきたい」と話した。同トラックは４月からすでに関東一円を走行している。

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