豊田水産運輸 新風吹き込むデザイン、リアルなウロコ再現

【トピックス】

 

 【広島】豊田水産運輸(北秀圓社長、広島市安佐南区)ではこのほど、トラックボディーのプリント事業を始めた。トラック好きで架装にこだわる社長が考案した「日野ウロコ」風のデザインを、ボディー一面に施すプリントを提案する。



 「少人数でも利益が出るものを」と、1年前からアイデアを練ってきた新事業で、リコーデジタルペインティング社の「オートボディープリンタ」を導入。昨秋に着手し、今年初めに建屋が完成。施工の専任者の採用やトレーニングなどを経て、GW明けから自社車両にプリントを進めている。



 同機のサンプルにカーボン調のものがあり、これを見た社長は、当初から打ち出しのウロコ模様のデザインを考えていた。「カッティングシートにしても打ち出したステンレスを張るにしても費用も時間もかかる。印刷で再現できないかと思った」という。



 メーカーの担当者と試作を重ねた。「どうせやるならカッコ良く、人気がある〝日野ウロコ〟を目指した」と振り返る。取材時はサイド一面にウロコをプリント中。立体感がリアルに再現され、存在感は抜群だ。



 文字に組み込むなどウロコをベースにしたデザインも作った。施工実績や「走る見本」としても、当面は自社車両のプリントが中心だが、すでに付き合いのある運送会社から引き合いがあるという。



 社長は「ウロコは(デコトラのような華美さはなく)荷主にも悪いイメージは持たれないと思う」と慎重だが、トラック好きの経営者のこだわりに応えられるデザインとして自信をのぞかせる。



 依頼があれば、社名やロゴマークの印刷はもちろん可能だが、「うちはウロコを売りにしたい」と社長。今後、グラフィックデザイナーとの提携を視野に入れており「看板業者など運送業界以外にも提案していければ」と話している。



◎関連リンク→ 有限会社豊田水産運輸

 

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