裕進運輸 地元応援プロジェクトのデザイントラック運行開始
【三重】裕進運輸(渡部裕之社長、三重郡菰野町)は独自の地元応援プロジェクトを始動。このほど、第1号となるデザイントラックが完成し、運行を開始した。
「コロナで大変な状況でもあるので、こういう時こそ応援したい」。そんな考えで渡部社長がプロジェクトを企画したのは2月のこと。自社で所有するボディープリンターを活用した地域活性化運動を思い立ち、旅館や飲食店などへ裕進運輸が費用負担する形でのPRを提案した。
今回、第1号として実現したのは湯ノ山温泉旅館の希望荘(望月智広社長)で、8日には車両の披露式典も実施。ボディーへは同館で稼働するケーブルカーとその景観を描き、望月社長が発案したという「〝何も無い〟が此処に〝在る〟」とのメッセージが大きく添えられた。
望月社長は一連の動きについて所感を述べ、「大変ありがたいもので、何より渡部社長の心意気がうれしい」とコメント。裕進運輸では今後も同プロジェクトにおける推進と拡大を見据えており、同様の活動を通した地域経済への協力に、意欲を示している。
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