キョウエイファイン 物流現場で働く楽しさ知ってもらう狙い「子供出勤の日」
【愛知】キョウエイファイン(坂元貞仁社長、豊田市)は年1回、社員の子どもが親の仕事を体験する「子供出勤の日」を設けている。
「仕事を楽しむとプライベートがもっと楽しくなる」という坂元社長の考えのもと、社員が楽しんでもらえる行事を開催してきた同社。同取り組みは、子どもたちに普段知ることがない親の仕事を知ってもらうということと、「物流」の現場で働く楽しさを知ってもらうということを狙いとしている。
今年は30人の子どもが集まり、社員を含めると約90人が参加。トラックやフォークリフトの乗車体験や大型トラックの洗車体験を実施。子どもらは普段体験できない仕事に目を輝かせて、積極的に参加した。
また、今回初めて、坂元社長による「子どもデジタル教育」と「大人の金融教育」の教室を開講。スマホやゲーム、電子機器との安全な付き合い方やイデコやニーサを活用したお金の増やし方を説明した。さらに「子ども夢プロジェクト」として、子どもの夢をヒアリングし、夢を応援する企画も実施した。
同社の坂元歩美取締役は「1日の24時間のうち、睡眠を除くと意識がある時間はだいたい16時間で、そのうちの8時間は仕事をしている。せっかくならその時間、楽しんで仕事をしてもらいたいし、その楽しんでいる姿を子どもにみてもらいたい」と説明する。当日は、子どもだけでなく親である社員も生き生きと参加。同社は今後も同取り組みを続ける姿勢だ。
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