岡田商運 津山の魅力を全国へ発信、宣伝用ラッピング車が出発
津山観光センター(岡山県津山市)で3月25日、全国さくら100選の鶴山公園(津山城)などをフルラッピングした大型トラックの出発式が開かれた。当日は津山さくらまつり2023の初日で、会場周辺には海外からの観光客らの姿も多く見られた。
宣伝用のトラックを製作したのは岡山市中区に本社を構える岡田商運(岡田好美社長)。式典で谷口圭三市長は「(岡田社長から)津山を元気にする方策があるとの提案をいただいた。さくらまつりにも花を添えてもらうことができた」と感謝の思いを述べた。
実運送業務を手掛ける12の営業所を全国に持つ同社はかねて、拠点を構える地域のPRトラックを自費で製作。地元岡山では県や岡山、総社、瀬戸内、美作各市の魅力を全国へ発信。また、昨年からは自社のイメージを広報するトラックの導入も進めており、これまでに完成させたラッピング車は延べ24台で、保有車両(280台)の1割近くになった。
岡田社長は出席者を前に「月曜日(同27日)から静岡県に向けて運行を開始することになっており、来週末には鶴山公園が他府県ナンバーの車でいっぱいになることを期待したい」と話した。
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