大阪陸運 荷主企業をボディーでアピール
【大阪】林業機械の輸送を展開する大阪陸運(鮫島久輝社長、守口市)はこのほど、荷主企業であるオカダ南星(熊本県)の木材グリップ(林業機械)をトラックボディーに掲載した大型4軸低床ウイング車を導入した。
鮫島社長は荷主企業と協議して荷主からの理解を得て掲載することになったと説明している。
また、今回同社の車両にオートボディープリンター施工をしたのは、2年前に同事業を開始し、和歌山県に本社を構える谷口通商(谷口佳弘社長)で、同社のプリンター担当者と念入りに鮫島社長と打ち合わせを行い、森林をバックに荷主企業のキャラクター・猫のオカダニャンセイと荷主名「オカダNANSEI」、荷主企業の林業機械、キャッチフレーズとして「地球の未来を、100年後の森林を」と描かれている。まるで写真をそのままボディーに貼り付けたような鮮明な色彩で、誰が見てもきれいでアピール力は非常に高く、オートボディープリンター施工を依頼した鮫島社長も出来上がりに感動していた。
鮫島社長は「荷主企業にせっかく輸送しているなら商品と企業アピールとして当社のボディーに荷主の商品を掲載してみてはとの持ちかけに荷主も理解を示してくれて費用を負担してくれた。当社も荷主と一心同体でこのボディープリントに恥じることなく、さすがと言ってもらえるように、さらには荷主のアピールがもっとできるように安心・安全な運行でいつまでもボディープリントをきれいに維持していく」と話した。
大きなトラックボディーは走る看板として広告宣伝を行う上で非常に有効で、荷主企業の商品・荷主企業などのアピール度合いは高いことから、大阪陸運としては今後も何らかの形で荷主企業をサポートできる運送会社として発展していくことだろう。
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