羽衣運輸 富士市主催バスツアーの見学地に
【静岡】羽衣運輸(村松俊彦社長、富士市)はこのほど市が主催するバスツアーの見学地として自社施設と車両を提供し、トラック展示などを通してイメージ向上や地域貢献につなげた。
バスツアーは葛飾北斎をテーマとした地域住民向けのもので、その行程内において同社が保有する市のプロモーショントラックを活用。同車両には市のシンボルである富士山とともに葛飾北斎作の絵画がデザインされており、以前に参加したイベントにおける乗車体験で好評を博した点が担当者の目にとまったこともあり、今回の実現となった。
羽衣運輸がこうしたツアーに見学地として参加するのは初の試みで、当日はバスで訪れた多くの来訪者を歓迎。現場にはプロモーション車両のほかにも同社のトラックがずらりと並べられ、写真撮影やドライバーに対して質問する姿が見られるなど盛り上がりを見せた。
同社の村松由起専務は取材に応じ、一連の流れにふれて「プロモーション車両だけでなく、それ以外のトラックやドライバーの仕事、物流などに関心を向けてもらえたのは大きい」と自身の手応えに言及。今後についても新たなアイデアを打ち出しながら同様の取り組みを継続させていきたいとの意向で、その動きが注目される。
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